当院の治療方針
【当院の治療方針】歯並びだけではなく、美しい顔立ちを大切に考えています
よい歯とは、位置や形、色が美しく、噛みやすいこと。そして、外から見た顔である口元まで魅力的なものをいいます。
現代人は顎の骨が小さくなってきているので、1本1本の歯がきれいに並んでいても、顎の大きさに不相応な本数であると歯並びが外側に広がり、口元が膨らんで見えます。また、歯が外側に広がって生えた状態では、噛み合わせが悪くなり、手入れしにくく歯が長持ちしません。
●当院の治療のポイント
- 28本の歯を美しく機能的に並べる
- バランスがよいEラインを目指す
28本の歯を美しく機能的に並べます
大人の歯は32本ですが、現代人は親知らずを除いた28本あれば十分です。当院では、28本の歯をより美しく機能的な位置に配置すること・持続させる矯正治療を行っています。歯を28本きれいに並べると口元が引き締まって見え、相対的に鼻が高く見えるようになります。
美しいEラインを目指しましょう
Eラインとは、横顔の鼻、唇、顎の高さを結んだラインのこと。この鼻から顎を結んだ直線に唇の高さが収まるようになるのが美人の条件とされます。モデルやタレントの口元に注目してみると、美しい印象を与える人は、ほぼ例外なく唇がEラインの中に収まっています。
当院では、特にEラインに注目しながら、自然な美しさに指針を置いてバランスが良い整った顔立ちになるように矯正治療を行っています。
28本のきれいな歯並びで、美しく健康的な顔立ちを作ります
成人の歯は、親知らずも入れると32本ですが、現代人は28本で十分といわれています。
現代では人々の顎は小さくなる傾向にあるので、32本全てを顎の上に並べようとすると外に広がって、歯が斜めに生えてしまうのです。
●歯が斜めに生えているとこんなトラブルが!?
●歯に負担がかかります
本来、歯は垂直方向に力がかからないといけないのに、斜めに歯が生えていると負担がかかり、歯の寿命を縮めてしまう原因になります。
●見た目の美しさを欠きます
歯が外側へ向かって斜めに生えていると、口元全体が大きく膨らんで見えてしまいます。歯を整えることで、ぐっと引き締まった「インテリジェンスな口元」になり顔立ち全体が美しく整えられるのです。
「生涯よい歯28本」を実践します
80歳になったとき、20本以上の歯があれば食生活にほぼ満足できるといわれています。また、歯が24本以下になると、脳血栓を発症する確率が1.67倍増えたり、歯の喪失スピードが加速するといわれています。
矯正治療の際に、親知らずと4番の歯(第1小臼歯)も抜いて24本にすることを勧める矯正歯科医師がいるようですが、それでは「80歳で20本」自分の歯を残すことを目指すと4本しかストックがないことになりますよね。
当院では、矯正歯科医師の立場から「生涯よい歯28本」を理念に、28本で理想的な歯並び・口元を目指して矯正を行います。32本の歯をすべて診断系に入れ、計画的に28本の歯をより美しく、機能的な配置にすること、持続させることを目指して治療を行います。
「親知らずを起こす」独自の治療を行っています
矯正治療で抜歯矯正を行う場合は、抜歯をする歯の候補は小臼歯と親知らず(智歯・大臼歯)であることが一般的です。
当院では、小臼歯を抜歯した場合、8番の親知らずに器具をつけて引っ張り起こす「8番起こし」で、きれいに28本の歯が並ぶ理想的な歯並びを目指しています。
親知らずを含む大臼歯を残して矯正を行うと美しく歯が整うだけでなく、高齢になり前歯の力が衰えてきても咀嚼力が落ちず、全身の健康によい影響を及ぼします。
●親知らずを起こすメリット
- きれいに28本の歯が並ぶ
- 大臼歯が残るので咀嚼力を保てる
効果的な矯正として注目!歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正をご存じですか
歯科矯正用アンカースクリューとは、患者さまの負担に配慮し、歯を効率よく動かすことができる治療です。通常の歯科インプラント治療と同じように、顎の骨に対して、小さなネジやプレートを埋入します。
このネジやプレートを、歯を引っ張るための支柱として用いることで、歯を効率的に動かすことができるメリットがあり、より効果的に歯を動かす矯正方法として注目されている方法です。患者さまへの負担を考え、当院では積極的にお勧めしています。
通常の矯正と歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正はここが違います
歯科矯正用アンカースクリューでは、ネジやプレートを支柱として引っ張る力を利用するために、動かしたい歯を左右の奥歯をそれぞれ抜いた分だけ奥の方へ動かせます。口元全体が奥へ引っ込んでから歯並びを直す矯正を行いますので、効率よく歯並びを整えられます。
口元全体が1センチ近く奥へ引っ込むので、顔立ちそのものが美しく整います。通常の矯正とは目指すゴールが違いますので、ご自身がどんな顔立ちになりたいのか、目指すゴールはどこなのかをお伺いし、適切な治療をご提案します。
口腔外科との連携して治療が受けられます
矯正治療中はゴムを取り替えに来てもらうだけでよく、患者さまも食事の時に外す手間がなく、喋りにくいなどの煩わしさがありません。
また、インプラントの埋入手術は口腔外科で行います。プレート除去時に、お口の中の状況(咬合が不完全である場合など)や患者さまの希望により、口腔外科で自身の骨でオトガイを形成できます。
●歯科矯正用アンカースクリューをお勧めする理由
- 歯を効率的に動かせる
- 顔立ちが美しく整う
- 日常生活への負担を考えられる